この時期が旬のタコ。
タコには疲労回復に良いとされるタウリンや、ビタミンEなどその他たくさんの栄養を含むため、少しずつ暑くなって疲れがたまりやすいこの時期にぴったり。
妊娠力を高める食材としてもタコはおすすめです。
タウリン
妊娠力UPとして、タウリンの効果である細胞のミトコンドリアを増やす働きが注目されています。
ミトコンドリアが増えると細胞が若返ると言われており、卵子も細胞で出来ているため、卵子を若返らせて質を高める働きがあります。
男性は精子の質を高めるため、夫婦でタウリンを摂取することが妊活において重要です。
また血液サラサラ効果もあるため、血流が良くなり冷え性予防にも役立ちます。
亜鉛
たこには亜鉛が豊富に含まれており、精子の質を上げる働きがあります。
また排卵や着床に関係する多くのホルモンの合成や働きには亜鉛が深く関係しており、
摂取することによってホルモンバランスが整い、排卵の周期を整える効果が期待できます。
亜鉛が不足すると性欲の減退にも繋がりますので、男女共に亜鉛は不足することなく摂るようにしましょう。
ビタミンE
抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEには血流促進効果もあり、冷え性が改善されます。
子宮内膜の血流も改善されるため、子宮内膜が厚くなり、妊娠力アップに繋がることが知られています。
また、ある実験の報告で、不妊症の男性にビタミンEを投与した結果、精子の質が高まったというものがあります。男性の不妊症の原因の1つとして、精子の酸化ストレスによる老化もあるため、酸化ストレスを減らすためにもビタミンEの摂取をおすすめします。
鉄分
女性ホルモンの合成には鉄分が必要不可欠です。
鉄分が不足すると血中で酸素を運搬するヘモグロビンが働かなくなり、体内が酸素不足になってしまいます。
酸素が不足すると子宮内膜が成熟しないことに繋がり、鉄分は卵細胞の成長にも関わっているため、鉄分は妊娠しやすい身体づくりをする上で重要です。