うなぎに含まれる栄養素
うなぎには、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、私たちが健康を維持していくために必要な栄養素が豊富に含まれています。
豊富なビタミン類
ビタミンは体のあらゆる働きを正常に保つ為に不可欠な栄養素であり、うなぎにはこのビタミン類が豊富に含まれています。
◇ビタミンA(レチノール)
ビタミンAは子宮環境を整えてくれます。また、妊娠初期の胎児の成長に重要な働きをするので、赤ちゃんが欲しいと思ったら、ぜひとも摂っていただきたい栄養素です。
◇ビタミンB1
ビタミンB₁には疲労回復効果や精神安定作用があります。
◇ビタミンE
ビタミンEは強い抗酸化作用を持っています。
細胞は活性酸素によって酸化することで、老化や病気が引き起こされます。
ビタミンEは老化の原因である活性酸素から細胞を守る働きがあるので、卵子の老化も予防してくれます。
◇ビタミンD
カルシウムと共に丈夫な骨をつくるのに欠かせないのがビタミンDです。
骨の材料となるカルシウムの吸収を促進することは広く知られています。
ビタミンDは子宮内膜の環境を整え、着床に必要であることが分かってきました。
生殖機能を高める亜鉛
亜鉛は男性ホルモンの合成には欠かせない栄養素です。
亜鉛の不足は生殖機能の低下や性欲の低下をもたらします。
女性では亜鉛は子宮粘膜をつくる材料となり、子宮環境を整え、女性ホルモンの作用を高める働きがあります。
性ホルモンのバランスを保つたんぱく質(アルギニン)
うなぎに多く含まれるアミノ酸で注目したいのが「アルギニン」です。
アルギニンはうなぎの他にマカ、にんにくなどに多く含まれ、栄養ドリンクの主成分としても広く使われています。
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促し、血流を促進する働きがあります。
男性ホルモンや女性ホルモンなどの性ホルモンは成長ホルモンによって調整されていますので、その成長ホルモンの分泌を促すアルギニンは大切な栄養素になります。