葉酸を含む食べ物・働きや摂取量の目安

葉酸(化学名:プテロイルモノグルタミン酸)は、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種です。おもに細胞の増殖に関わっている栄養素です、胎児の成長において重要な役割をもちます。また、葉酸は赤血球産生などの造血機能にも関係しているため、葉酸を摂取すれば貧血の予防にも役立つでしょう。

葉酸が多く含まれている食品を以下に紹介するので、ぜひ毎日の食事づくりの参考にしてみてください。

野菜などの食材に含まれているほか、サプリメントや加工食品にも使われています。

どちらも葉酸ではありますが、食材に含まれている葉酸(以下、食事性葉酸)は、サプリメントなどに使われている葉酸に比べ、体内に吸収されにくい性質をもつのが特徴です。サプリメントなどに添加されている葉酸は人為的に合成されているので、効率良く葉酸を摂取できるようになっています。

そのため、日本では妊娠可能な年齢の女性に対し、食事だけではなくサプリメントなどの栄養補助食品からも葉酸を摂るよう推奨しています。

厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で推奨されている葉酸の摂取量を見ると、18~69歳の成人における一日の摂取目安量は240μgです。

ただし、妊娠前後の女性は胎児の成長に葉酸が必要なため、葉酸をより多く摂取しなければなりません。そのため、妊娠する1カ月以上前~妊娠3カ月の間は、食事だけでなくサプリメントなどを使い、一日400μgの葉酸を摂取するよう推奨されています。

また、18~69歳の成人における葉酸の耐容上限量は、一日900~1,000μgです。しかし、野菜などの自然食品から摂取した葉酸が耐容上限量を超えた場合は、過剰症の心配はないとされています。

 

 

 

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