高齢出産(こうれいしゅっさん)とは、医学的に満35歳以上で初めて子どもを産むこと(高齢初産)、または一般的に35歳以上での出産のことをいいます。近年は仕事と子育ての両立や医療の進歩により増えていますが、母体や胎児へのリスクを正しく知ることが大切です。
主なリスク
- 母体の合併症:妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすい。
- お産のトラブル:流産や早産、難産のリスクが上がる。帝王切開になる確率も高くなる。
- 赤ちゃんの変化:染色体異常(ダウン症など)の確率が年齢とともに高くなる。
メリットと注意点
- 精神や生活のゆとり:社会経験や経済的な安定があり、落ち着いて育児ができる。
- 事前の準備が重要:毎日のバランスよい食事、適度な運動、そして大事な妊婦健診をしっかり受けることでリスクを減らせる。
高齢妊娠・高齢出産を考えた場合の体の準備
生活習慣を改善する
妊娠の有無にかかわらず、生活習慣の改善は健康を維持するためには欠かせません。妊娠・出産を考えるなら、なおさら以下のような生活習慣を取り入れてみてください。
取り入れたい生活習慣
- 適正体重をキープする
- 禁煙する、受動喫煙を避ける
- 栄養バランスの良い食事をとる
- 150分/週 運動する
- ストレスや疲れを溜めないようにする
栄養素をバランス良く摂取する
妊娠を考えたときから特に意識してとりたい栄養素が、葉酸です。葉酸はビタミンの一種で、体内で血を作る機能を助ける成分ですが、赤ちゃんの体を形作るための細胞分裂やDNAの合成にも欠かせません。そのため、葉酸が不足すると胎児の脳や脊髄が正しく発育せず、神経管閉鎖障害が起こりやすくなるといわれています。特に、妊娠3ヵ月前~妊娠14週には意識して葉酸をとるようにしましょう。
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