夏風邪の予防法

夏風邪とは、高温多湿の環境を好むウイルスによって、夏季に発症する感染症の総称です。医学的に”夏風邪”という独立した病名があるわけではなく、夏に流行する複数のウイルス感染症をまとめてこう呼んでいます。

冬の風邪の多くがインフルエンザウイルスやライノウイルスによるものであるのに対し、夏風邪はエンテロウイルスやアデノウイルスといった、暑さと湿気のある環境で活発になるウイルスが主役です。これらは気温が高く湿度のある場所で長く生き延びやすく、6月から9月にかけて流行のピークを迎えます。

 

夏風邪は、日常のちょっとした心がけで、かかるリスクを下げられます。ウイルス対策と体力維持の両面から予防を意識しましょう。

夏風邪を防ぐためのポイント

  • こまめな手洗い 外出後やトイレの後、食事の前に石けんで丁寧に
  • うがいの習慣 のどの粘膜についたウイルスを洗い流す
  • 十分な睡眠 防御機能を保つための土台
  • バランスのよい食事 食欲が落ちても栄養を意識して摂る
  • 適切な冷房の使い方 外気との差を5度以内、冷やし過ぎを避ける
  • タオルや食器の共用を避ける 家庭内感染を防ぐ基本

予防で見落とされがちなのが、夏バテによる体力低下を防ぐことです。防御力が保たれていれば、ウイルスに触れても発症を抑えたり、症状を軽く済ませたりしやすくなります。睡眠・栄養・休養を整えて夏を元気に乗り切る体づくりが、何より頼りになる予防策です。暑さによる消耗が気になる方は、熱中症のサインと対策もあわせて備えておくと安心です。

 

 

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