キンミズヒキの薬効

キンミズヒキ由来アグリモール類摂取による老化細胞の減少を日本人で検証

中高年層(年齢が40歳以上60歳未満の日本人男女)を対象にキンミズヒキ由来アグリモール類を摂取することによる老化細胞への影響を確認するために臨床試験を実施しました。被験者をキンミズヒキ由来アグリモール類を含有するサプリメントを摂取する群(キンミズヒキ摂取群)、または含有しないサプリメントを摂取する群(プラセボ※4群)の2群に分け、8週間の摂取前後におけるキラー細胞の老化細胞の割合の変化を比較しました。SA-β-Galを指標として測定しました。なお、公正を期すために、先入観や意図的な操作ができないランダム化二重盲検比較試験※5で実施しました。その結果、全員を対象にした解析ではプラセボ群と有意な差は確認されませんでした。一方、男性のみを対象にした解析では、キンミズヒキ摂取群はプラセボ群と比較して、老化細胞の割合が有意に減少することが確認されました。これらの結果から、人においても、キンミズヒキ由来アグリモール類は体内に蓄積した老化細胞を除去する作用を発揮する可能性が示唆されました。

産地と分布
北海道から沖縄,および台湾,中国,朝鮮,ウスリー,インドシナ,ヒマラヤ,サハリン,千島に分布し,原野や道端に生える.
植物解説
多年草.茎は直立し,草丈50~150 cm.葉は奇数羽状複葉,小葉は長楕円形か卵状倒楕円形.枝先の直立した総状花序に多数の黄色の小さな花を付ける.
薬効と用途
日本の民間で止瀉(下痢止め)薬としてよく知られる.胃腸虚弱者の整腸薬にもなる.冷ました煎液は口内炎,歯肉痛,咽喉炎にうがい薬として用いる.湿疹やかぶれには布に浸して冷湿布とする.風呂に入れると疲労回復に効果があるとされる地方もある.
若い部分はおひたし,あえ物,汁の実,天ぷらなどに用いられる.

 

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