高温期

こんにちわ(^^♪
今日は高温期の長さと妊娠しやすさとの関係の論文を 和訳して解説致します。

『高温期の長さと妊娠しやすさとの関係』

Fertility and Sterlity 2017; 107: 749  


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短い高温期は短期的に妊娠にマイナスの影響を及ぼすかもしれませんが、単発であれば1年でみれば妊娠率には影響しないことがアメリカで実施された試験で明らかになりました。


ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究チームは、不妊症の既往がなく、妊娠を望む女性を対象に高温期の長さと妊娠しやすさとの関係を調べました。
子づくりをはじめて3ヶ月以下の30-44歳の女性に、月経開始日や排卵の目安になる情報(頸管粘液スコアや基礎体温、排卵検査薬の結果)、妊娠検査薬の結果を妊娠に至るまで、最長1年間記録してもらい、11日以下の高温期の妊娠確率への影響を調べました。

対象となった284名の1,635周期中で平均の高温期の長さは14日で、高温相が11日以下だったのは18%でした。

短い高温相があった女性はなかった女性の比べて喫煙率が有意に高い(6% vs. 1%)ことがわかりました。

年齢による影響を調整した結果、高温期が短かった女性のその直後の周期の妊娠確率は18%低下しましたが有意な差ではありませんでした。

 

記録を開始した最初の周期の高温期が11日以下だった女性はその後半年間の妊娠確率は有意に低かったものの、12ヶ月間の累積の妊娠確率では有意な差はみられませんでした。

この結果から、単発の高温期の短さはその後の妊娠率にマイナスの影響を及ぼすかもしれませんが、1年間の妊娠率には影響しないことがわかりました。

注釈

高温期(黄体期)は黄体(排卵後の卵胞)からプロゲステロンが分泌され、基礎体温が上昇することではじまり、妊娠が成立しなかった(胚の着床が起こらなかった)場合に、黄体は小さくなり、機能が低下するとプロゲステロンが産生されなくなり、その結果、子宮内膜が剥がれ落ち、月経の開始で終了します。

 
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高温期は14日間とされていますが、プロゲステロンの分泌が不十分で、子宮内膜が着床に適した状態にならない状態を黄体機能不全と診断されることがあり、その場合の高温期の長さの目安が11日以下とされています。

ただし、黄体機能不全の定義があいまいなところがあったり、その診断や治療方法も確立されていなかったりし、そもそも、黄体機能不全が妊娠成立にどの程度影響するのかについて明確な結論が得られていないため、今回の研究が実施されました。

黄体機能不全は不妊症の原因になるとか、高温期が短いことを心配されることが多いように思いますが、高温期の短い周期があっても、一定の期間でみれば、妊娠しやすさにはそれほどの影響はないということになります。

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9月スタート(^^♪

こんにちわ(^^♪
夏ももう終わりになりましたね( *´艸`)
今回は  『PFCs(過フッ素化合物)が閉経を早めるおそれ』   と言う論文をThe Journal of Clinical Endocrinology & Metabolismで見つけましたので和訳して解説致します。

『PFCs(過フッ素化合物)が閉経を早めるおそれ』
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism  

 

こげつき防止のテフロン加工調理器具や汚れのつかない家具やカーペット、防水加工のレインコートまた、プラスティック製食品容器などに広く使用されているPFOS(過フッ素化合物)の体内の血中濃度が高い女性ほど閉経が早いことがアメリカで実施された試験で明らかになりました。
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この研究は、アメリカのデュポン社が2005年と2006年にウエストバージニア州で工場からのPFCsの排水が原因による水道水汚染訴訟の医学的モニタリングの一環として実施されたものです。

ウエストバージニア州在住の42~51歳の女性、26,000人を対象に、血中のPFCs濃度と閉経時期の関係を調べたところ、血中濃度が高い上位20%の女性は、下位20%の女性に比べて、閉経の女性が40%多く、血中濃度が高い女性ほど、早く閉経を迎えることが分かりました。

また、血中のPFCs濃度が高い女性ほど、エストロゲンレベルが低いことも分かりました。

この結果から、研究グループはPFCsと閉経時期には相関関係がみられるが、因果関係については不明であるとして、さらなる研究が必要としています。

注釈

過去にも、過フッ素化合物の血中濃度が高い妊婦は出生体重の低いお子さんを出産するリスクが高いとか、妊娠するまでに時間がかかるとの報告がなされています。

ヨーロッパやカナダでは、過フッ素化合物の使用規制に向けての動きが活発化しているようです。

 
日本でも、人への長期毒性の疑いありとして、第二種監視化学物質に指定されてはいますが規制はありません。

体内の有害物質の生殖機能への影響ははっきりとはわかっていませんが、適度な運動習慣とバランスのよい食生活で身体に備わった排泄機能を高めておくに越したことはありません。

たんぽぽ茶ショウキT-1は解毒する働きがあります。
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