PRP療法

不妊治療におけるPRP(多血小板血漿)療法は、患者自身の血液から高濃度の血小板を抽出し、子宮内膜や卵巣に注入して機能を活性化させる再生医療です。 

PRP療法とは

  • 仕組み: 血液を遠心分離して血小板を濃縮し、組織修復を促す成長因子を取り出す。
  • 特徴: 自分の血液を使うためアレルギーなどの拒絶反応リスクが極めて低い。
  • 保険適用: 現時点では自由診療(保険適用外)となる 

主な治療目的と効果

  • 子宮内膜への注入(子宮内膜菲薄化の改善)
    • 何度移植しても子宮内膜が厚くならない(約7mm未満など)人に対し、内膜の血流や細胞増殖を促して着床しやすい環境を整える。 

  • 卵巣への注入(卵巣機能低下の改善)
    • 卵巣予備能が低下している人や採卵数が少ない人に対し、卵巣内の血管新生や細胞修復を促し、卵胞の発育や採卵数の改善を期待する。 

治療の流れと注意点

  • 一般的な流れ: 採血してPRPを生成し、子宮内または卵巣へ注入する。
  • 主なリスク: 下腹部痛や少量の出血、まれに感染症のリスクがある。
  • 限界: すべての人に確実な効果があるわけではなく、効果には個人差が大きい。

 

 

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