紫外線対策のおススメ!
お肌や健康に被害を及ぼす紫外線をできるだけ浴びないように、しっかりとした対策が必要です。
子供から大人まで、簡単にできる紫外線対策を紹介します。
①日焼け止めクリーム
紫外線対策の基本は日焼け止めクリームを肌に塗る事です。
日焼け止めクリームに含まれる紫外線吸収剤と紫外線散乱剤が、それぞれ紫外線の影響を防いでくれます。
紫外線吸収剤には、ケイ皮酸誘導体(メトキシケイ皮酸オクチル)、パラアミノ安息香酸誘導体(ジメチルPABAオクチル)
、ジベンゾイルメタン誘導体(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン)、ベンゾフェノン-9が用いられ、
紫外線を一度吸収してから熱エネルギーに変えて放出させます。
紫外線散乱剤は、微粒子酸化チタンや酸化亜鉛などが用いられる、紫外線を反射させるものです。
日焼け止めクリームには、『SPF』、『PA』の表示がありますが、
何のことがご存知でしょうか。
<SPFとは>
UV-B波の防止効果を表す数値で、Sun Protection Factorの頭文字です。
数値の大きいものがUV-Bの防止効果が高くなりますが、肌への負担も大きくなります。
<PAとは>
UV-A波の防止効果を表す数値で、Protection grade of UVAが略されPAと表示されます。
効果の表し方は、PA+、PA++、PA+++とされ、プラスが多いほどUV-Aの防止効果が高くなります。
2013年からは最もUV-A防止効果が高いPA++++(フォープラス)が追加されました。
最近ではスプレータイプの日焼け止めもあり、より簡単に素早く紫外線対策がとれるようになりました。
しっかりと日焼け止めクリームで紫外線対策を行うには、ムラなく肌に日焼け止めを塗る事が大切です。
耳や襟足、胸元や足の甲などは塗り忘れしやすい箇所ですので気を付けましょう。
日焼け止めを重ね付けすることで、より高い効果を得られます。
②サングラスを着用する
紫外線を気にする場所は、肌だけでなく「目」も重要です。
目に紫外線が入ると、日差しの強さを脳が感じとり、メラニン色素を作るよう命令が出ることで
日焼けの原因になります。先ほど紹介した白内障などの大きな目の病気以外にも、
紫外線はドライアイや充血の原因にもなります。
UVカット加工がされているサングラスやメガネを着用し、目からの紫外線侵入を避けましょう。
実は、直接肌に紫外線を浴びることだけでなく、目に入る紫外線も日焼けの一因となります。
③日傘、帽子、アームカバーを着用する
直接紫外線が肌に当たらないようにするためのグッズを活用することで、
簡単に紫外線対策がとれます。
このほかに、ストール、サンバイザー、手袋、マスクなども
紫外線対策として活用できます。
その他にも、家の中にいる時に窓から侵入する紫外線には、
UVカット加工がされているカーテンや、窓ガラスにUVカットフィルムを貼る事で対策できます。
車に良く乗る方は、車の窓ガラスにもぜひフィルムなどで紫外線を直接浴びないよう工夫しましょう。
ご相談、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。
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