夏風邪の予防法

夏風邪とは、高温多湿の環境を好むウイルスによって、夏季に発症する感染症の総称です。医学的に”夏風邪”という独立した病名があるわけではなく、夏に流行する複数のウイルス感染症をまとめてこう呼んでいます。

冬の風邪の多くがインフルエンザウイルスやライノウイルスによるものであるのに対し、夏風邪はエンテロウイルスやアデノウイルスといった、暑さと湿気のある環境で活発になるウイルスが主役です。これらは気温が高く湿度のある場所で長く生き延びやすく、6月から9月にかけて流行のピークを迎えます。

 

夏風邪は、日常のちょっとした心がけで、かかるリスクを下げられます。ウイルス対策と体力維持の両面から予防を意識しましょう。

夏風邪を防ぐためのポイント

  • こまめな手洗い 外出後やトイレの後、食事の前に石けんで丁寧に
  • うがいの習慣 のどの粘膜についたウイルスを洗い流す
  • 十分な睡眠 防御機能を保つための土台
  • バランスのよい食事 食欲が落ちても栄養を意識して摂る
  • 適切な冷房の使い方 外気との差を5度以内、冷やし過ぎを避ける
  • タオルや食器の共用を避ける 家庭内感染を防ぐ基本

予防で見落とされがちなのが、夏バテによる体力低下を防ぐことです。防御力が保たれていれば、ウイルスに触れても発症を抑えたり、症状を軽く済ませたりしやすくなります。睡眠・栄養・休養を整えて夏を元気に乗り切る体づくりが、何より頼りになる予防策です。暑さによる消耗が気になる方は、熱中症のサインと対策もあわせて備えておくと安心です。

 

 

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〒650-0021

神戸市中央区三宮町1-1-2 三宮セントラルビル4階 英ウィメンズクリニック内

 

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亜鉛不足

亜鉛が不足すると、味覚障害や免疫力の低下、髪・肌・爪のトラブルなど全身にさまざまな不調が現れます。日本人は慢性的に亜鉛が不足しがちと言われており、放置すると「亜鉛欠乏症」という病気として診断されることもあります。 
亜鉛不足の主なサイン、原因、そして効率的な対策について分かりやすく解説します。

 

🚨 亜鉛不足の主な症状(チェックリスト)

以下の症状に心当たりがある場合、亜鉛が足りていない可能性があります。 
  • 味覚の異常: 食べ物の味が薄く感じる、何を食べてもおいしくない。
  • 髪や爪のトラブル: 抜け毛が急に増える、爪に白い斑点や横筋ができる。
  • 皮膚の異常: 肌荒れ、口内炎、傷の治りが遅い。
  • 免疫力の低下: 風邪を引きやすく、一度ひくとなかなか治らない。
  • 慢性的な疲労感: 体がだるい、活力が湧かない。
  • その他の影響: 子どもの発育障害(低身長)や、生殖機能の低下(男性の不妊など)。 

🔍 不足してしまう原因

体内で亜鉛を合成することはできないため、食事から摂る必要がありますが、以下の理由で不足を招きます。 
  1. 食生活の偏り: 極端なダイエット、肉や魚を避けるベジタリアン、加工食品の多用。
  2. 吸収の阻害: コーヒー・緑茶(タンニン)や加工食品の添加物(ポリリン酸など)が亜鉛の吸収を邪魔する。
  3. 過剰な消費: 大量の飲酒(アルコール分解に亜鉛を消費)や、激しいスポーツによる発汗。 

🍽️ 亜鉛を効率よく補う対策

大人の1日の摂取推奨量は男性9.0〜11.0mg、女性7.0〜8.0mgです。毎日の食事で賢く補給しましょう。 
1. 亜鉛が豊富な食べ物を食べる 
意識して以下の食材をメニューに加えましょう。 
  • 魚介類: 牡蠣(圧倒的に豊富)、たらこ、するめ、かに
  • 肉類: 豚レバー、牛赤身肉(肩ロースやもも肉)
  • 大豆・乳製品: 納豆、プロセスチーズ、きな粉、卵 
2. 吸収率をアップさせる食べ合わせ 
亜鉛は単体だと吸収されにくい性質があります。 
  • ビタミンCやクエン酸(レモンやブロッコリーなど)と組み合わせると、吸収率が大幅に高まります(例:生牡蠣にレモンを絞る)。
  • 動物性たんぱく質(肉や魚)と一緒に摂ることも、吸収をスムーズにします。 
3. サプリメントの活用
食事からの摂取が難しい場合は、ドラッグストアで購入できる市販のサプリメントで補うのも有効です
⚠️ 注意: 亜鉛の摂りすぎは、体内の「銅」の吸収を妨げて貧血などを起こす原因になります。必ずパッケージに記載された1日の目安量を守ってください。

 

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ベビーリーフの驚くべき栄養と効能

ベビーリーフは、成長前の若い葉であるため、大きく育った野菜に比べてβ-カロテン、ビタミンC、カルシウム、葉酸などの栄養素が非常に豊富に凝縮されています。数種類の野菜がミックスされているため、複数の栄養素を一度にバランスよく摂取できるのが特徴です。

具体的な栄養と効果は以下の通りです。
  • β-カロテン: 皮膚や粘膜を健康に保ち、抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できます(レタスの約15倍含まれるものも)。
  • ビタミン類: 疲労回復や免疫力向上に役立つビタミンCやビタミンB1が豊富です。
  • ミネラル: 骨を丈夫にするカルシウムや、貧血予防に効果的な鉄分を多く含みます。

日本人に一番食べられている野菜である大根と比較すると、丈夫な骨づくりに関わるカルシウムは約6倍、ビタミンKは約62倍あり、新しい健康な血液づくりに関わる鉄は約7倍、葉酸は約4倍含まれています。
また、アブラナ科の野菜が数種類入っていましたが、アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネートは抗酸化・抗炎症作用に優れ、細胞や血管の老化防止効果が期待できるため、がんや心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病予防にもつながります。
このような栄養価や成分が摂れるベビーリーフは、健康づくりの強い味方ですね!

効率的な食べ方のポイント
生でそのまま食べられるため、水洗いによって水溶性のビタミンが流れ出てしまう心配がありません。また、肉や魚、卵などのタンパク質と一緒に食べることで、鉄分などの吸収率をさらに高めることができます。

ベビーリーフ1袋で補える栄養価として、ビタミンKは成人が1日に必要な量の40%程度摂れますが、他のビタミンやミネラルは0~20%程度です。また、1袋30~50g前後であることが多く、これだけで副菜のサラダにするには量が足りないため、トマトを添えるなど他の野菜と合わせましょう。
1袋を小分けにして使う場合、副菜は別に用意して、主菜の付け合わせに加えるなど彩りをプラスする感覚で活用することをおすすめします。

配合される野菜は、季節やその時収穫できる種類によって変わるそうです。味や見た目の変化を楽しみながら、手軽に野菜を摂る1つの手段として食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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暑熱順化・夏バテ・梅雨バテ

初夏は気温や湿度が急上昇する時期です。この時期は体が暑さに慣れていないため、「熱中症」や自律神経の乱れによる「夏バテ・梅雨バテ(だるさや頭痛)」に特に注意が必要です。
本格的な夏に向けて、以下のポイントを意識して体調管理を行いましょう。 

1. 暑熱順化(体を暑さに慣らす)

体が汗をかいてうまく体温を逃がせるようになるまでには時間がかかります。 
  • こまめな運動: 初夏のうちから、ウォーキングなど軽い運動で汗をかく習慣をつけましょう。
  • 入浴のすすめ: シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯に浸かることで、自律神経を整え汗をかきやすい体質を作ります。

2. 食事と睡眠で体力をキープ

胃腸の働きを落とさず、疲労を回復する栄養素を積極的に摂りましょう。 
  • 疲労回復: 豚肉やうなぎ、大豆製品などに含まれるビタミンB1は疲労回復に効果的です。
  • 胃腸を冷やさない: 冷たい麺類や飲み物ばかり摂ると消化不良を起こします。温かいスープや、体を冷やしにくい根菜類なども意識して食べましょう。
  • 質の高い睡眠: 寝苦しさを感じる前に、エアコンや扇風機を上手に活用して、室温・湿度を適度に保つことが疲労回復の鍵です。

 

3. 「冷房病」と自律神経の乱れを防ぐ

初夏は屋外の激しい暑さと、室内の冷房による冷えの寒暖差により、自律神経がパニックを起こしやすくなります。これが「なんとなく体がだるい」「頭痛がする」といった夏バテ症状の主な原因です。
  • 室温は28℃、湿度は50〜60%を目安に:
    冷やしすぎは厳禁です。エアコンの風が直接体に当たると体温が奪われすぎるため、風向きは上向きに設定し、サーキュレーターで室内の空気を循環させましょう。
     
  • 「3つの首」を冷やさない:
    オフィスや電車内が冷え切っているときは、首・手首・足首を冷気から守ります。ここに太い血管が通っているため、冷えると全身の血流が悪くなります。薄手のカーディガンやストールを常備しましょう。

4. 水分・塩分補給の「正しいタイミングと量」

のどが渇いたと感じた時点ですでに軽い脱水が始まっています。一気に飲むのではなく、効率よく体に吸収させることが大切です。 
  • 飲むタイミングのルーティン化:
    「起床時」「通勤・通学の前後」「入浴の前後」「就寝前」には必ずコップ1杯(約200ml)の水分を摂りましょう。
  • 汗をかいたら電解質をプラス:
    ただの水を大量に飲むと、血液中の塩分濃度が下がり、体がそれ以上水を欲さなくなってしまいます。屋外での活動やスポーツ時、大量に汗をかいたときは、 ポカリスエット などのイオン飲料や、 塩分チャージタブレッツ などの塩分タブレットを併用してください。
     

5. 「プレクーリング」と効果的な体温調節

近年、熱中症対策として注目されているのが、活動を始める前にあらかじめ体温(深部体温)の上昇を抑えておく「プレクーリング」という手法です。 
  • アイススラリーの活用:
    アイススラリーとは、細かい氷が液体に混ざったシャーベット状の飲料のことです。これを外出前や作業前に摂取することで、体の内側から効率よく効率的に熱を下げることができます。
  • 太い血管を直接冷やす(緊急時・火照り時):
    「暑さで頭がぼーっとする」「体が熱い」と感じたら、皮膚の上から太い血管が通っている首の後ろ、両側の脇の下、足の付け根(股関節)を冷やすと、冷えた血液が全身を巡り効率よく体温が下がります
     

6. 運動や活動の時間帯を見直す

日中の最も気温が上がる時間帯(11時〜15時頃)の屋外活動はできるだけ避けましょう。
  • 涼しい時間を狙う:
    ウォーキングや買い物などの外出は、朝の6時〜9時、または夕方18時以降の比較的涼しい時間帯に計画するのがおすすめです。
  • 服装の工夫:
    熱を吸収しやすい黒っぽい服を避け、白や淡い色の服を選びます。麻や綿、吸汗速乾機能のあるポリエステルなど、通気性がよく汗が乾きやすい素材がベストです。

 

 

 

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