日本人女性は天然葉酸を

「天然葉酸」が日本人女性におすすめなのには理由があります

葉酸に2つの型があるって知っていますか?

妊娠を望む女性や妊娠中の方にとって、葉酸は非常に重要な栄養素です。
これはビタミンB群の一種で、細胞の分裂や成長に関与し、特に胎児の正常な神経管の発達に欠かせないとされています。
実は、この葉酸には大きく分けて「天然型」と「合成型」の2つのタイプがあります。 多くのビタミンでは合成のものであっても天然のものであっても、体内では同じように働きますが、葉酸の場合は働きが異なることがわかっています。 合成型葉酸(プテロイルモノグルタミン酸)は、主に市販のサプリメントや栄養強化食品に使われているもので、体内に取り込まれたあとに、体が利用できる「活性型葉酸」に変換されてから初めて効果を発揮します。安定性が高く、製造や保存がしやすいという利点がありますが、変換のプロセスを必要とするため、誰にとっても効率よく働くとは限りません。 一方で、天然型葉酸(5-メチルテトラヒドロ葉酸)は、オレンジやレモンなどの柑橘類、葉物野菜などの自然食品に含まれている形です。このタイプは、体に吸収された時点ですでに「活性型」の形になっているため、変換のステップを必要とせず、すぐに体内で利用されます。 つまり、天然型葉酸は「最初から体が使える形」であるのに対して、合成型葉酸は「変換を経てからでないと使えない形」であるという違いがあります。この違いは、体質によって葉酸の効果に差が出ることにつながっていきます。

日本人の半分以上が「葉酸の代謝が苦手」?

体内で合成葉酸を活性型に変換するには、「MTHFR(メチレンテトラヒドロ葉酸レダクターゼ)」という酵素が必要です。この酵素が正常に働けば問題ないのですが、実は日本人を含むアジア系民族の多くには、このMTHFR酵素の働きを弱める遺伝的な特徴が見られます。 MTHFR遺伝子には多型(=遺伝子のばらつき)があり、その代表的なものがC677Tというタイプです。日本人では、このC677T多型を持つ人が非常に多く、ある研究では、約50%がC677T多型の一つであるCT型、約16%がTT型、つまり合わせて66%以上の人が、酵素の働きが弱くなる遺伝子型を持っていることが分かっています。 この遺伝子型を持つ人では、合成葉酸を摂取しても、それを体内で活性型に変換する力が弱くなっているため、せっかく葉酸を摂っていても十分に利用されない可能性があります。その結果、体内の葉酸が不足してしまい、必要な効果が得られないという事態が起こりやすくなります。 特に妊娠初期は、胎児の神経管(脳や脊髄になる部分)が形成される重要な時期。この時期に葉酸が不足すると、胎児の先天性疾患のリスクが高まることが知られています。したがって、「葉酸は摂っているはずなのに、効果が出ていない」と感じる方の中には、体質によってうまく代謝されていない可能性があるのです。

未活性葉酸が体にたまるリスクも?

合成葉酸は、そのままでは働けない未活性の状態です。体内でMTHFR酵素によって活性型に変換される必要があるのですが、変換能力が低い人が合成葉酸を多く摂取すると、変換しきれなかった未活性葉酸が体内に残ってしまうことがあります。 この未活性葉酸が蓄積されると、さまざまな健康上のリスクが懸念されます。たとえば、ビタミンB12の欠乏症を見逃してしまう可能性があることや、免疫機能に影響を与える可能性などが指摘されています。 さらに、MTHFRの活性が低い状態や葉酸の不足状態では、ホモシステインというアミノ酸の一種が代謝されずに血液中にたまりやすくなります。血中ホモシステイン濃度が高い状態(高ホモシステイン血症)は、心血管疾患や認知機能の低下、妊娠合併症のリスク要因ともされています。 このように、合成葉酸をうまく代謝できない方が大量に摂取すると、逆に健康への影響が懸念される場合もあるのです。

天然葉酸は活性型としてそのまま体に届く

天然型葉酸(=5-メチルテトラヒドロ葉酸)は、最初から「活性型」として存在しており、MTHFRの働きに依存せずにそのまま体に吸収され、利用されます。 このような葉酸は、自然の食品にもともと含まれている形で、特に柑橘類に豊富です。たとえば、2008年10月21日に提出された「5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウムの食品添加物指定に関する要請書」には、オレンジジュースに含まれる葉酸の100%がこの活性型であるという分析結果が掲載されています。 つまり、私たちが日常的に摂取する食品の中にも、すでに活性型の葉酸は存在しているということです。このような自然な形での摂取は、体にとっても無理がなく、過剰摂取による未活性葉酸の蓄積などのリスクを避けやすいと言えるでしょう。 そのため、葉酸を積極的に摂取した妊活中の方や妊娠中の方はオレンジジュースやレモンなどの柑橘類を積極的に摂ることがおすすめとなります。 特に、MTHFR遺伝子に変異を持つ方のように、葉酸の代謝がうまくいかない可能性がある場合には、最初から活性型である天然型葉酸の方が、安心かつ効率的な選択肢となります。

妊活・妊娠期にうれしい天然葉酸まとめ

妊活中の方や妊娠中の方は、サプリメントで葉酸を追加摂取することが厚生労働省からも推奨されているので多くの方がご存知ですが、サプリメントに含まれる葉酸が「合成葉酸」なのか「天然葉酸」なのかも大切な点といえます。 今回の内容をまとめると、次のようになります。
– 天然型葉酸は、体内で変換を必要としない活性型であるため、誰でも効率的に利用できる – 日本人女性の約66%が、合成葉酸の代謝が苦手な遺伝子型(MTHFR C677T型)を持っている – 合成葉酸では未活性葉酸が体内に残りやすく、健康リスクが指摘されている – 天然型葉酸は、食品中にもともと含まれており、安全性と体への親和性が高い – 妊娠期の健康をサポートするためにも、できるだけ確実に使える形で葉酸を摂取することが重要 

当店で扱っている葉酸は、天然葉酸【棗参宝】

こちらは黒ナツメから出来ていますので安心して服用頂けます。

 

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