寒さで起こる低体温症

冬の寒さもいよいよ本番です。

そして寒さにともない健康障害も起こりやすく、特に極寒の中では何かと体調を崩しやすくなります。体調を崩さないまでも誰もが寒さで体が凍え、震えるなんて経験をしているのではないでしょうか。
しかし、その寒さで震える状態が長時間続くことは低体温症を引き起こす原因にもなります。あまり耳にすることの少ない低体温症ですが、実はとても怖い症状でもあるので、これを機会にぜひ注意喚起をしていきましょう。

 

体温と免疫力の関係って?

実はこの免疫力、体温によってかなり変わってくるというのはご存じでしょうか。
体温は免疫力に大きく関与しており、平熱を保つことで免疫力も維持されるといわれます。当然体温が下がると免疫力も低下するわけですが、簡単にいうと、体温が下がることで血流も悪くなり、免疫細胞が体の隅々にいきわたらなくなるため免疫力が下がる、ということになります。
当然、冬になると寒い外気にさらされるため、体温も低下しやすくなります。低体温は病気ではありませんが、身体深部の体温(深部体温)が下がる「低体温症」には気を付けなければいけません。人間は深部体温が35℃以下になると体の機能が保てなくなるといわれます。
深部体温というと上昇した際の熱中症リスクを思い浮かべる方も多いと思いますが、実はそれと同じくらいの頻度で低体温症による健康被害や死亡の報告がされているのが現状です。

 

低体温症の予防

それではどんなことに気を付けて意識していけばいいのでしょうか。低体温症の予防としては運動、入浴、食事、運動が挙げられます(2)。

・適度な運動
低体温症の原因の一つに運動量の低下による筋肉量の減少や基礎代謝量の低下があります。
ウォーキングやスクワットなど日常でこまめに体を動かし、筋肉を活性することで基礎代謝量も上がり筋肉UPにもつながります。

・正しい入浴
40℃前後の温湯に10分ほどつかると深部体温が1℃上昇します。体温が上がることで免疫力UPも期待できます。正しい入浴方法については“心リハNOWvol.79”をご覧ください。正しい入浴でリラックスしながら体を温めましょう。

・暖かい食事
体を温める食材や調理法を積極的に取り入れましょう。冬は根菜類が安く出回っており、それらをじっくり加熱調理することで体の芯から温まる料理ができあがります。おいしく食べて体を温める、一石二鳥です。

・適正な防寒
外出時には必ず防寒をしましょう。防寒は上着を着るだけでなく、マフラーやネックウォーマー、帽子、手袋などを装着して体の露出部を少なくすることが肝心です。厚手の靴下やレッグウォーマーで熱を逃さないのも大事です。

・温灸

温灸は血行促進や自律神経の調整に役立つため、冷え性や低体温の改善に効果が期待できます。特に、体の中心部や下半身のツボ(関元、命門、湧泉、足三里、三陰交など)を温めると良いとされています。ただし、体調が悪い時や入浴・食後すぐには避け、顔や湿疹のある箇所には施さないなど、注意点を守ることが重要です。 

 

 

 

症ご相談、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

サプリメントサポートセンター

〒650-0021

神戸市中央区三宮町1-1-2 三宮セントラルビル4階 英ウィメンズクリニック内

 

TEL&FAX:078-391-8821