胃腸をよくすると元気が出る

漢方では胃腸のことを「脾胃(ひい)」といい、とても重要な仕事をする臓腑
だと考えられています。つまり、脾胃には食べ物を消化吸収するだけでなく、
元気の源となる気を作り出し、全身に巡らす働きがあるのです。このことは一
般的に、食が細い、胃もたれしやすい、食欲がない、下痢や腹痛を起こしやす
いなど、胃腸が弱い人には、痩せている、疲れやすい、冷え性である、夏ばて
しやすいなど、全身の症状も伴っていることが多いことからもわかるでしょう。
このような人に対して、胃腸を丈夫にするツボに鍼や灸(簡易灸)を行なうこ
とで、胃腸に関係するさまざまな症状が解消して元気になれるのです。
胃腸虚弱の人によく使うツボは、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、気
海(きかい)、足三里(あしさんり)です。
その他、さまざまな胃腸症状に用いるツボ
胃もたれ
足三里(あしさんり)、内関(ないかん)をよく使います。
食欲低下
足三里(あしさんり)を用います。このツボを刺激すると胃の動き(蠕動運
動)がよくなります。
胃痛
足三里(あしさんり)、中脘(ちゅうかん)に間接灸をしてみてください。
慢性下痢
天枢(てんすう)、気海(きかい)を使います。

ツボ探しのポイント

ツボを探すためのポイントは以下のとおりです。

★指先でツボ周辺を軽く撫でてみて、少し凹んでいる場所
★押すと痛みがあるが気持ち良い場所
★筋が張っているように感じる場所

複雑に考える必要はありません。ツボの反応を感じながら、身体との対話を楽しんでみましょう。

ご相談、ご質問があればお気軽にお問い合わせください。

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