スーパーにいちじくが並ぶ時期ですね。
いちじくの実だと思って食べている部分は実はいちじくの花です。
いちじくは、花を咲かせずに実をつけることが由来となり漢字では「無花果」と書きます。
しかし、実際には花が咲かないのではなく、実の中に花が咲くのです。
いちじくの中の赤い果肉が、その花にあたります。
そして先端のつぶつぶがいちじくの種です。
他の果物では、取り除いてしまう種ですが、いちじくの種は実とともに一緒に食べることができます。
イチジクの上品な甘みとやわらかな酸味は、果糖とクエン酸がもとになっています。乾燥したものは生薬に使われており、女性にうれしい美肌効果もあります。
いちじくに含まれる酵素、フィシンはたんぱく質を分解する力があります。
フィシンの分解力は強く、肉を柔らかくする効果はもちろん、イボなどの皮膚炎を治す効果も。料理店でもお肉の下処理にいちじくを使ったり、煮込み料理のソースにいちじくを使うところもあるほどです。
そんなフィシンは体内でもその効果を発揮します。
たんぱく質を分解し、消化を促すためお肉料理を食べすぎたときや飲みすぎた時に、おすすめ。胃もたれや胃炎の予防にもつながります。
いちじくのプチプチとした粒には植物性エストロゲンが含まれています。
エストロゲンとは女性らしさをつくるホルモン。
肌の潤いを与えたり、精神を安定させたりと女性に欠かせないホルモンです。
生理前の気分の落ち込みが激しい、情緒不安定になる、生理痛が辛いという方は植物性エストロゲンの摂取がおすすめです。
乳がんの予防効果も期待されているため、まさに女性には必要不可欠な栄養素です。
いちじくと生ハムの相性は抜群。
生ハムを巻いて食べても、一緒にパンにのせてカナッペのようにして食べるのもおすすめです。
お酒のおつまみにぴったりですし、見栄えも良いのでホームパーティや女子会におすすめのメニューです。
ドライいちじくに含まれている鉄分は、吸収率の低い非ヘム鉄。
そのため、動物性のたんぱく質である生ハムとともに食べることで吸収率が高まり、効果的に鉄分を摂取することができます。
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