シイタケ・カボチャは、9月に旬を迎えます。それぞれの特徴や栄養素の他、選び方やおすすめの食べ方を見ていきましょう。
香り豊かで栄養価が高い「シイタケ」

シイタケは、低カロリーで香りと栄養価が高いのが特徴です。
<栄養素>
シイタケには、メタボや高血圧といった生活習慣病の予防効果がある「エリタデニン」が含まれています。これは、シイタケ固有の栄養素です。また、丈夫な骨や歯を作る「ビタミンD」も豊富。天日干しをすると、ビタミンDの量は3倍に増えます。また、腸の働きを整える「食物繊維」など、バランス良く栄養が含まれています。
<選び方>
肉厚でカサがあまり開いていないものや、カサの裏側のヒダが白いもの、軸が太くて短いものがおすすめです。パックの内側が蒸れて水滴がついていたり、シイタケが湿っていたりするものは避けましょう。
甘みがありレシピも幅広い「カボチャ」

カボチャの収穫がピークを迎えるのは真夏から初秋にかけてです。しかし、カボチャは収穫してすぐよりも、数カ月保管して追熟すると甘みが増し、栄養価もアップ。そのため秋が旬と言われています。
カボチャの種類は、大きく分けると「日本カボチャ」「西洋カボチャ」「ペポカボチャ」の3種類。一般的に流通している西洋カボチャはホクホクとして甘みが強く、栄養価の高い緑黄色野菜です。
<栄養素>
カボチャに含まれる栄養素には、免疫機能低下の防止・アンチエイジング効果がある「β-カロテン」、高血圧やむくみ予防効果のある「カリウム」があります。また、免疫機能の低下を防ぐ「ビタミンC、E」も豊富です。
<選び方>
丸ごと1個の場合:ずっしりと重みがあり、ヘタがコルクのように乾燥しているもの
カットされている場合: 果肉の色が鮮やかで、種が大粒で密集しているもの
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